〈わたし〉から始まる社会学 | 有斐閣
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〈わたし〉から始まる社会学 -- 家族とジェンダーから歴史,そして世界へ

社会学のおもしろさを体感できる,ユニークな一冊!

平井 晶子 (神戸大学教授),中島 満大 (明治大学専任講師),中里 英樹 (甲南大学教授),森本 一彦 (高野山大学教授),落合 恵美子 (京都大学教授)/編


2023年03月発売
A5判並製カバー付 , 330ページ
定価 3,960円(本体 3,600円)
ISBN 978-4-641-14944-1
Starting Sociology from the Personal: Family and Gender through Historical and Global Perspectives

社会学
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〈わたし〉から始める本書では,身近な問い,自分の中の「なんで?」から始めて,その問いに潜む社会の特性を考える。個人的なことが社会的なことにつながる,その面白みを味わいながら,歴史や比較といった社会学の射程の広さ,アプローチの多様性を体感できる。
目次
序  パーソナル・イズ・ポリティカル(落合恵美子)
第Ⅰ部 「近代家族」は変わったか
 第1章 妻の脱主婦化の落とし穴と夫の働き方の問題(片田孫朝日)
 第2章 女性就業の地域的多様性(織田暁子)
 第3章 日本における「近代家族論」の展開と社会へのインパクト(中里英樹)
 第4章 育児と仕事の競合(鄭楊)
 第5章 「タイガー」マザーと「不合格」母(カク洪芳)
 コラム(1) 育児ネットワークと会話分析(戸江哲理)
第Ⅱ部 わたしたちはどこから来てどこへゆくのか
 第6章 子どもはどちらについていくのか(中島満大)
 第7章 伝統家族の複数性を読み解く(平井晶子)
 第8章 日本的近代化と家の展開(森本一彦)
 第9章 日本における「近代のエスノグラフィー」の誕生(サンドラ・シャール)
 コラム(2) 〈わたし〉の沖縄家族社会学(宮武実知子)
第Ⅲ部 国境を越える家族/国境を越える研究
 第10章 〈外国人の子どもの声〉が声になるまで(金春喜)
 第11章 国際結婚で「第1の近代」は揺らいだのか(嘉本伊都子)
 第12章 2つのオリエンタリズム(山下泰幸)
 第13章 非西洋文化圏における家族研究(ライカイ・ジョンボル)
 コラム(3) アジア家族の多様性に迫る(伊達平和)

インタビュー・エッセイ 落合恵美子に聞く!(平井晶子・中島満大)
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