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法女性学への招待 -- 国際法・家族法・労働法・憲法を中心に 新版
山下 泰子 (文京女子大学教授),戒能 民江 (お茶の水女子大学教授),神尾 真知子 (尚美学園大学教授),植野 妙実子 (中央大学教授)/著
2000年06月発売
四六判並製カバー付 ,
278ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 4-641-28039-8
在庫なし
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この数年の間に女性をめぐる法律の状況は大きく変わった。労働分野の変化がいちばん大きいが,その他にも児童買春・児童ポルノ禁止法や男女共同参画社会基本法など21世紀の日本を見通した法律が誕生した。その背景や特色を国際的視点に立ちながらやさしく解説する。
新世紀を迎え,女性と法の関係も大きな転換点にさしかかっている。女性の視点からの法律学の組み直しは,まだ始まったばかりだ。ジェンダーの視点から法と社会を読み解き,新たな方向を提案する法女性学の出番は,今後ますますふえていくだろう。
ふだんのくらしの中でちょっと立ち止まり,身の回りの事柄にじっと目を凝らしてみよう。おかしいな,いやだと思うことが出てきたら,本書をひもといて考えるヒントを探してほしい。本書が,自分で法を使いこなすための強い味方となればと思う(「はしがき」から)。
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《主な目次》 1 国際法と女性たち…山下泰子 2 変わる家族法…戒能民江 3 新均等法時代の女性…神尾真知子 4 憲法の中の女性…植野妙実子
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