ジュリスト 2007年11月15日号(No.1345) | 有斐閣
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ジュリスト 2007年11月15日号(No.1345)

2007年11月10日 発売
定価 1,309円(本体 1,190円)

【特集】電子記録債権法
 ◇電子記録債権法の概要……始関 正光/高橋 康文
 ◇電子記録債権法をめぐる議論――法制審議会部会審議を中心に……安永 正昭
 ◇電子債権記録機関をめぐる諸問題――電子記録債権制度における「決済」を中心に……大野 正文
 ◇電子記録債権制度をどう活用していくか――IT関連法としての見方……佐藤 良治

[時の判例]
 ◇良好な景観の恵沢を享受する利益は法律上保護されるか/良好な景観の恵沢を享受する利益に対する違法な侵害に当たるといえるために必要な条件/直線状に延びた公道の街路樹と周囲の建物とが高さにおいて連続性を有し調和がとれた良好な景観を呈している地域において地上14階建ての建物を構築することが良好な景観の恵沢を享受する利益を違法に侵害する行為に当たるとはいえないとされた事例――最一小判平成18・3・30……高橋 譲
 ◇原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(平成11年法律第87号による改正前のもの)による健康管理手当の支給認定を受けた被爆者が国外に居住地を移転した場合における同手当の支給義務者――最三小判平成18・6・13……川神 裕
 ◇外国の特許を受ける権利の譲渡の対価に関する問題の準拠法/従業者等が特許法(平成16年法律第79号による改正前のもの)35条にいう職務発明に係る外国の特許を受ける権利を使用者等に譲渡した場合における対価請求と同条3項及び4項の類推適用――最三小判平成18・10・17……中吉 徹郎
 ◇貸主と借主との間で基本契約が締結されていない場合に第1の貸付けに係る債務の各弁済金のうち利息制限法1条1項所定の利息の制限額を超えて利息として支払われた部分を元本に充当すると過払金が発生しその後第2の貸付けに係る債務が発生したときにおける第1の貸付けに係る過払金の同債務への充当の可否/商行為である貸付けに係る債務の弁済金のうち利息制限法1条1項所定の利息の制限額を超えて利息として支払われた部分を元本に充当することにより発生する過払金を不当利得として返還する場合において悪意の受益者が付すべき民法704条前段所定の利息の利率――最三小判平成19・2・13……絹川 泰毅
 ◇財産の管理を怠る事実が終わった場合における当該怠る事実を対象とする住民監査請求と監査請求期間の制限/財産の管理を怠る事実が終わった場合において当該怠る事実が違法であることに基づいて発生する実体法上の請求権の不行使をもって財産の管理を怠る事実としこれを対象としてされた住民監査請求と監査請求期間の制限――最三小判平成19・4・24……内野 俊夫
 ◇第1審の無罪判決に対し検察官が控訴を申し立て控訴審に係属中に所在不明となった被告人に対する公判期日召喚状等の付郵便送達が有効とされた事例――最三小決平成19・4・9……井上 弘通

[海外法律情報]
 ◇フランス―2008年財政法律案:緊縮財政か放漫財政か?……藤野 美都子
 ◇USA―国外諜報監視法(FISA)の改正……金井 淳

[経済法判例研究会]
 値幅カルテルと不当な取引制限――タキイ種苗(株)ほか18名に対する件――公取委審判審決平成18・11・27……中川 晶比兒

[刑事判例研究]
 捜査官が被害者や被疑者に被害・犯行状況を再現させ記録した実況見分調書等の証拠能力――最二小決平成17・9・27……寺崎 嘉博

[商事判例研究]
 ◇民事再生手続におけるリース契約の解除特約の有効性――東京地判平成16・6・10……小塚 荘一郎
 ◇平時に導入された新株予約権を用いた買収防衛策の法的効力――ニレコ新株予約権発行差止保全抗告事件決定――東京地決平成17・6・1-東京地決平成17・6・9-東京高決平成17・6・15……宮廻 美明

[労働判例研究]
 業務に関連した私的行為に対する業務命令の有効性――モルガン・スタンレー・ジャパン・リミテッド(本訴)事件――東京地判平成17・4・15……神吉 知郁子

[租税判例研究]
 相続財産の土地評価につき裁判所の鑑定結果が合理的とされた事例――名古屋地判平成16・8・30……今本 啓介

[連載 不動産法セミナー]〔第26回〕
 不動産賃料債権の帰属(1)……鎌田 薫/始関 正光/道垣内 弘人/松岡 久和/安永 正昭/山野目 章夫/片岡 義広/山本 克己/渡辺 昭典

[連載 国際私法の経済分析]〔第4回〕
 最密接関係地法――国際私法と“Rules versus Standards”……森田 果

[団体の構成員資格と男女平等――日韓比較民法研究・各論その1]
 ◇第1 韓国における宗中をめぐる議論の動向――女性の構成員資格に関する2005年大法院判決を手がかりに……クォン/チョル
 ◇第2 血縁団体・地縁団体の構成員資格をめぐる問題の構造――日韓両国の上級審判決の対比から……大村 敦志

[書評]
 小林憲太郎著『刑法的帰責――フィナリスムス・客観的帰属論・結果無価値論』……安田 拓人


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当号の執筆者一覧
チョル
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川神 裕
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