【特集1】企業金融の活性化と電子債権 〔座談会〕 ◇「電子債権法」の立法化に向けた理論的課題……池田 真朗/岩原 紳作/小野 傑/佐藤 良治/中村 廉平/松本 恒雄 ◇電子債権の議論と今後の課題……北川 慎介 ◇新時代の企業金融と電子債権法構想の意義……大垣 尚司 【特集2】凶悪・重大犯罪に関する罰則整備 ◇凶悪・重大犯罪に対処するための刑事法の整備に関する要綱(骨子)……高崎 秀雄 ◇刑法総則の罰則整備……今井 猛嘉 ◇刑法各則の罰則整備……木村 光江 ◇資料1. 凶悪・重大犯罪に対処するための刑事法の整備に関する要綱(骨子)/資料2. 附帯決議…… 【特集3】第159回国会主要成立法律(3) ◇知的財産高等裁判所設置法/裁判所法等の一部を改正する法律……小田 真治 ◇景観法……林 俊行 ◇国際捜査共助法及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律……山内 由光 ◇児童虐待防止法の一部を改正する法律……奥 克彦 ◇特許審査の迅速化等のための特許法等の一部を改正する法律……特許庁総務部総務課制度改正審議室 ◇コンテンツの創造,保護及び活用の促進に関する法律……矢矧 博史 [時の判例] ◇テレビジョン放送をされた報道番組の内容が人の社会的評価を低下させるか否かについての判断基準/テレビジョン放送をされた報道番組によって摘示された事実がどのようなものであるかについての判断基準/テレビジョン放送をされた報道番組によって摘示された特定産地の野菜のダイオキシン類汚染に関する事実についてその重要な部分が真実であることの証明があるとはいえないとされた事例――最一小判平成15・10・16……松並 重雄 ◇大学が全学生,教官等により組織され学生の課外活動を推進する事業を行う権利能力のない社団の解散を決定することができるとされた事例――最三小判平成16・4・20……杉原 則彦 ◇盗聴録音された通話内容を再生して第三者に聞かせた行為につき自らは盗聴録音に関与していないとしても電気通信事業法(平成11年法律第137号による改正前のもの)104条1項の罪が成立するとされた事例――最二小決平成16・4・19……山田 耕司 [アメリカ新判例を読む] 同姓婚の解消と「十分な信頼と信用」条項)――シヴィル・ユニオンの場合――Salucco v. Alldredge, 17 Mass. L. Rep. 498, 2004 Mass. Super. LEXIS 82,(March 19, 2004……織田 有基子 [海外法律情報] ◇中国―「会社法」改正……岡村 志嘉子 ◇ドイツ―アルコールとタバコの害から若者を守るための法律……齋藤 純子 [商事判例研究] ◇再生計画における再生債権者間の平等――再生計画の違法な成立・内容の不平等に対する不服申立て――東京高決平成13・9・3……中島 弘雅 ◇個人年金保険契約に基づく解約返戻金請求権の差押えの可否――大阪高決平成13・6・22……倉部 真由美 [労働判例研究] 労働者の職種換え配転と権利の濫用――東京サレジオ学園事件――東京高判平成15・9・24……野田 進 [渉外判例研究] 外国における特許を受ける権利についての相当の対価請求……駒田 泰土 [国際司法裁判所27年]〔第13回〕 アメリカ国連本部協定の解釈に関する勧告的意見(PLO事件)……小田 滋 [連載 企業税制の理論と実務] Time-valueとBet――法人税をめぐる金融商品のTax Planning……橋本 慎一朗 [研究会 新仲裁法の理論と実務]〔第10回〕 第5章(その1)……小島 武司/出井 直樹/近藤 昌昭/中村 達也/三木 浩一/山本 和彦