【特集】ヒト組織・細胞の取扱いと法 ◇ヒト組織・細胞の取扱いと法・倫理(座談会)……宇都木 伸/迫田 朋子/恒松 由記子/野本 亀久雄/唄 孝一/増井 徹/松村 外志張 ◇ヒト由来物質の医学研究利用に関する問題(上)……唄 孝一/宇都木 伸/佐藤 雄一郎 ◇ヒトゲノム研究に関する基本原則――その意味と問題点……米本 昌平 ◇ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する最近の政府指針……丸山 英二 ◇ゲノム研究成果物の保護のあり方……熊谷 健一 〔論説〕 ◇法人後見・任意後見業務の実践と課題……新井 誠 ◇(シリーズ)情報技術の進展と金融法制〔第1回〕――ITと融資取引における法によらないサンクション……ロナルド・J・マン/木南 敦(訳)/高橋 亘(コメント) 〔研究会〕 民事再生法――立法・解釈・運用〔第5回〕……伊藤 眞/高橋 宏志/田原 睦夫/林 道晴/松下 淳一/深山 卓也/山本 克己 〔時の判例〕 ◇破産免責の効力の及ぶ債務の保証人とその債権の消滅時効の援用――最3小判平成11・11・9……豊澤 佳弘 ◇渉外的な法律関係においてある法律問題を解決するために不可欠の前提問題の準拠法を決定する方法/渉外親子関係成立の判断方法/平成元年法律第27号による改正前の法例の下における出生以外の事由により嫡出性を取得する場合の嫡出親子関係の成立の準拠法/平成元年法律第27号による改正前の法例の下における血縁関係がない者の間における嫡出以外の親子関係の成立の準拠法――最1小判平成12・1・27……尾島 明 ◇滞納処分による差押えがされた後強制競売等の開始決定による差押えがされるまでの間に賃借権が設定された不動産が強制競売手続等により売却された場合において右賃借権に基づく不動産の占有者に対して引渡命令を発することの可否――最3小決平成12・3・16……杉原 則彦 〔商事判例研究〕 ◇不当労働行為に関する会社の訴訟提起と取締役の責任(東日本旅客鉄道株主代表訴訟事件判決)――東京地判平成12・2・3……黒沼 悦郎 ◇破産管財人による株主代表訴訟の受継――東京地決平成12・1・27……小野寺 千世 〔労働判例研究〕 代表取締役が使用人兼務取締役でないとされた事例――東京地判平成11・12・24(ポップマート事件)……香川 孝三 〔渉外判例研究〕 登録国外で盗まれ日本に輸入された中古自動車の即時取得の準拠法――東京高判平成12・2・3……森田 博志 〔随想〕 中国で法学教育国際シンポジウム――世界百大学法学部長フォーラムに参加して……鈴木 賢 〔民法研究会〕 夫の暴力を避けるための別居と離婚事由――東京地判平成10・1・30……鍛冶 良堅/大杉 麻美 〔条例コーナー〕 川崎市外国人市民代表者会議条例……早坂 禧子 〔海外法律情報〕 ◇ドイツ――パート勤務請求権の導入――パートタイム労働・有期労働契約法の制定……齋藤 純子 ◇ロシア――「パシコ裁判」差戻しに……岩城 成幸 〔司法記者の眼〕 強盗殺人のネパール人被告に逆転有罪…… 〔アメリカ新判例を読む〕 企業年金の投資の責任を追及する民事訴訟における被告の範囲――Harris Trust and Savings Bank v. Salomon Smith Barney inc., 120 S. Ct. 2180 (2000)……土浪 修