【特集】戦後50年と憲法裁判 ◇序論――本シンポジウムの意図……北野 弘久 ◇憲法裁判の機能……栗城 壽夫 ◇憲法裁判50年の軌跡と展望……新井 章 ◇行政訴訟からみた憲法の権利保障……阿部 泰隆 ◇教育事件と憲法裁判……兼子 仁 ◇第132回国会の概観……河野 久 ◇第132回国会成立法律一覧表…… ◇化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律(化学兵器禁止法)について……福島 洋 ◇サリン等による人身被害の防止に関する法律の概要について……露木 康浩 ◇国際連合要員及び関連要員の安全に関する条約……森 英明 ◇保険業法の改正について……田島 淳志 ◇家族的責任を有する男女労働者の機会及び待遇の均等に関する条約(第156号)(通称:ILO156号条約)……渡辺 浩司 〔論説〕 ◇区画整理における換地計画の自由と制約――原位置換地主義の批判と申出換地の検討……小澤 英明 ◇UNCITRALとINSOL共催の国際倒産協力に関する多国間裁判官等協議会の報告……高木 新二郎 ◇成年後見制度私案(3)……道垣内 弘人 ◇命の終端における医療の決定について――クルーザン事件,事前の指示および個人の自己決定……カール・E・シュナイダー/木南 敦((訳)) ◇1995年度 秋季学会予告…… 〔研究会〕 (研究会)行政手続法〔第14回・完〕―― 本法の内容(その12)……小早川 光郎/塩野 宏/高木 光/仲 正/浜川 清/磯部 力 〔書評〕 ◇開発利益社会還元問題研究会編『開発利益還元論』……福井 秀夫 ◇小杉丈夫著『アメリカ社会と法律』・『法律業務の国際化』……柏木 昇 ◇LORENZ KODDERITZSCH 著『DIE ROLLE DER VERWALTUNGSVORSCHRIFTEN IM JAPANISCHEN VERWALTUNGSRECHT. NOMOS VERLAGSGESELLSCHAFT, 1995, 148S』……大橋 洋一 〔時の判例〕 債権者が物上保証人に対して担保保存義務免除特約の効力を主張することが信義則に違反せず権利の濫用にも当たらないとされた事例/担保保存義務免除特約の効力により物上保証人について民法504条による免責の効果が生じなかった場合にその後物上保証人から担保物件の譲渡を受けた第三取得者が債権者に対して免責の効果を主張することの可否――最2小判平成7・6・23……近藤 崇晴 〔労働判例研究〕 大工の労働者性――東京地判平成6・2・25(丸善住研事件)……橋本 陽子 〔渉外判例研究〕 日本所在の土地に関する中国人の相続と反致――最3小判平成6・3・8……奥田 安弘 〔民法研究会〕 ワラント裁判例の現状と問題点――違法性判断と損害論を中心として……村本 武志 〔条例コーナー〕 香川県環境基本条例……村井 眞明 〔下級審・時の判例〕 ◇那覇市情報公開決定取消訴訟第1審判決――那覇地判平成7・3・28……紙野 健二 ◇労働時間の概念と始業時刻管理(三菱重工長崎造船所事件)――福岡高判平成7・3・15……盛 誠吾 〔海外法律情報〕 ◇ロシア――「エイズ拡大防止法」施行へ……岩城 成幸 ◇韓国――セクハラ控訴審で原告が逆転敗訴……三満 照敏 〔現代担保法研究会〕 仮登記担保権の再評価――流抵当特約の効力論との関連性において……斎藤 和夫 〔司法記者の眼〕 どう進む「オウム公判」……