〔巻頭言〕 二つの意見…… 【特集】1960年代 法の将来と課題(上) ◇1960年代における憲法の将来と課題……小林 直樹 ◇行政法の将来とその課題……橋本 公亘 ◇民法・財産法――立法・財産法学……星野 英一 ◇家族法……加藤 一郎 ◇民事訴訟制度の反省とその将来……三ケ月 章 ◇刑事訴訟法……高田 卓爾 ◇経済法の将来とその課題……金澤 良雄 ◇国際私法の将来とその課題……山田 鐐一 ◇法哲学……碧海 純一 〔論説〕 ◇「法の支配」と自然法……田中 耕太郎 ◇滞欧雑記――ドイツ便り(その2)……団藤 重光 〔ふぃにっくす〕 裁判官の良心と洞察力…… 〔身辺雑記〕 出生証明書……我妻 栄 〔会社の実務〕 新株の払込期日……三戸岡 道夫 〔商事判例研究〕 ◇裏書の連続――受取人「丸大商店星野愛作」第1裏書人「株式会社丸大商店代表取締役星野愛作」の場合――東京地判昭和31・10・10……竹内 昭夫 ◇粉飾預金の方法として振り出されたいわゆる「落々小切手」の効力――東京地判昭和31・10・23……中馬 義直 〔労働判例研究〕 配転不能を理由に「やむを得ない経営上の都合」によるとしてなされた解雇が,解散した組合において過去に組合活動をしたことを真の理由とするものとして不当労働行為と認められた例――東京地決昭和34・2・26……瀬元 美知男 〔渉外判例研究〕 ◇認知無効の準拠法と平和条約発効後における朝鮮民事令の適用の有無――熊本家高森出審昭和31・12・24……早田 芳郎 ◇在外公館借入金の返還換算率算定の時期及び方法――東京地判昭和33・1・25……土井 輝生