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原発問題から日本社会のこれからを考える
舩橋 晴俊 (法政大学教授),長谷川 公一 (東北大学教授),飯島 伸子 (元東京都立大学教授)/著
2012年03月発売
四六判並製カバー付 ,
410ページ
定価 2,640円(本体 2,400円)
ISBN 978-4-641-28126-4
○在庫あり
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青森県六ヶ所村での長期にわたるフィールドワークをもとに,日本社会が直面している原発問題を考える。東日本大震災以降の社会を見据え,歴史的な文脈を紹介し,原子力発電に必要とされる核燃料サイクル施設が内包する問題を,六ヶ所村での調査事例を中心に議論する。
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序 章 むつ小川原開発と核燃料サイクル施設の歴史を解明する視点 第一章 巨大開発から核燃基地へ 第二章 開発の性格変容と計画決定のありかたの問題点 第三章 大規模開発下の地域社会の変容 第四章 開発による人口・経済・財政への影響と六ヶ所村民の意識 第五章 原子力エネルギーの難点の社会学的検討 第六章 地域社会と住民運動・市民運動 第七章 女性の環境行動と青森県の反開発・反核燃運動 第八章 日本の地域開発史における六ヶ所村開発の位置づけ 第九章 日本の原子力政策と核燃料サイクル施設 巻末資料/索 引
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