ジェンダーの政治経済学 | 有斐閣
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ジェンダーの政治経済学

ジェンダーの政治経済学 -- 福祉国家・市場・家族

ジェンダーの経済学と政策を丹念にひもとく

原 伸子 (法政大学教授)/著


2016年02月発売
A5判上製カバー付 , 292ページ
定価 4,290円(本体 3,900円)
ISBN 978-4-641-17401-6
The Political Economy of Gender: Welfare State, Market and Family

社会政策・社会保障 > ジェンダー
経済学史・社会思想史 > 経済思想史

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ベッカー「新家庭経済学」における女性労働の分析とその後のフェミニスト経済学の発展を丹念に追い,さらに社会的ケアの理論的分析,福祉国家におけるワーク・ライフ・バランスや家族政策等ジェンダー政策の精査を行う。ジェンダー,ケアの経済学の本格的著作。
目次
序 章 福祉国家・市場・家族のジェンダー分析
第1部 「家族の経済学」とジェンダー
 第1章 「新家庭経済学」における家族
 第2章 フェミニスト経済学の成立
 第3章 フェミニスト経済学における家族分析
  補論 産業革命期イギリスにおける家族と児童労働
第2部 社会的再生産とケア
 第4章 家族政策の主流化と経済的シチズンシップ
 第5章 労働のフレキシビリティとケア
 第6章 社会的ケアとケアレジーム
 第7章 ドイツにおける家族政策の「転換」と企業の対応
第3部 福祉国家の変容と家族政策の主流化
 第8章 新たな福祉政治の登場
 第9章 日本におけるワーク・ライフ・バランス政策
 第10章 ワーク・ライフ・バランスの射程

書評等

※「日経BOOKプラス」の「ジェンダーやフェミニズムの視点を取り入れた経済学の本」に取り上げられました。評者は前田裕之・学習院大学客員研究員,文筆家。  →記事を読む(日経BOOKプラス)

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