|
第1部 法とは何か 第1章 法学教育のあまり語られない前提──法秩序と人間社会 第2章 「ある」秩序,「つくる」秩序と「なる」秩序──複数の社会像から法の多面性へ 第3章 交換のためのルール,交換が生み出すルール──市場(いちば)の秩序と市場(しじょう)の法 第4章 行動を変えさせるのは法だけではない!──多様な規制とその制御 第5章 どのように集団で決めるのか 第6章 さまざまな争いの過程とその扱い方──個別紛争の処理から法の概念へ 第7章 法の適用から法を捉える──法の不確定性と制度的な分業 第8章 ほころびから問い直される法のイメージ──法の資格をめぐる三つの視点 第2部 法はどうあるべきか 第9章 「正義」を議論しても仕方がない? 第10章 正義の女神はなぜあの姿なのか──正義のイメージ 第11章 いまあなたは,そしてこの社会は本当に自由ですか?──自由の意味と意義 第12章 幸せのためなら何でもできる?──功利。その他に何が重要と言うのか!? 第13章 アップルパイを公平に分けよう──分配と,その背景にあるさまざまな前提 第14章 「私のもの」ってどういう意味?──所有──なぜそこまで強い規範なのか 第15章 正義を考えるスケールを変化させてみると何がみえてくるだろう──さまざまな共同体 |