法哲学 | 有斐閣
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法哲学

法哲学

那須 耕介 (元京都大学教授),松尾 陽 (名古屋大学教授),池田 弘乃 (山形大学教授),川瀬 貴之 (千葉大学教授)/著


2025年02月下旬予定
A5判並製カバー付 , 280ページ
予定価 2,640円(本体 2,400円)
ISBN 978-4-641-15069-0


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法哲学の新しいスタンダードテキスト。法とは何か,法はどうあるべきか──深遠な問いに,さまざまな角度から平易にアプローチする。イメージしやすい身近な事柄から説き起こし,法哲学の重要テーマを解説。さらなる学びへと誘う読書案内も充実。
目次
第1部 法とは何か
 第1章 法学教育のあまり語られない前提──法秩序と人間社会
 第2章 「ある」秩序,「つくる」秩序と「なる」秩序──複数の社会像から法の多面性へ
 第3章 交換のためのルール,交換が生み出すルール──市場(いちば)の秩序と市場(しじょう)の法
 第4章 行動を変えさせるのは法だけではない!──多様な規制とその制御
 第5章 どのように集団で決めるのか
 第6章 さまざまな争いの過程とその扱い方──個別紛争の処理から法の概念へ
 第7章 法の適用から法を捉える──法の不確定性と制度的な分業
 第8章 ほころびから問い直される法のイメージ──法の資格をめぐる三つの視点
第2部 法はどうあるべきか
 第9章 「正義」を議論しても仕方がない?
 第10章 正義の女神はなぜあの姿なのか──正義のイメージ
 第11章 いまあなたは,そしてこの社会は本当に自由ですか?──自由の意味と意義
 第12章 幸せのためなら何でもできる?──功利。その他に何が重要と言うのか!?
 第13章 アップルパイを公平に分けよう──分配と,その背景にあるさまざまな前提
 第14章 「私のもの」ってどういう意味?──所有──なぜそこまで強い規範なのか
 第15章 正義を考えるスケールを変化させてみると何がみえてくるだろう──さまざまな共同体
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