HOME > 詳細 > 犯罪の深層 -- 社会学の目で見通す犯罪の内と外
|
間庭 充幸 (大谷大学教授)/著
2002年04月発売
四六判並製カバー付 ,
266ページ
定価 1,870円(本体 1,700円)
ISBN 4-641-28072-X
在庫なし
|
人間の主体性と社会文化状況の両次元を組み込み,加害者の主体的認識=「深層」へアプローチする,犯罪行動の深層理論を提示。現代犯罪の真相に迫る。この視角から,犯罪報道はいかにあるべきか,少年犯罪にどう対処するかも明解に論じた,斬新な問題提起の書き下ろし。
犯罪は現代社会の日常性の一部になっている。犯罪報道は,人々の消費対象ですらある。誰もが犯罪評論家だが真相は見えにくい。犯罪は現代社会の中でどのような意味を持つものなのか。それは社会と人間のどのような問題をあぶり出しているのか。
|
《主な目次》 1部 犯罪行動の深層理論 第1章 攻撃と犯罪──犯罪方法論 第2章 犯罪行動の論理とメカニズム 第3章 快感表象としての犯罪動機 2部 犯罪の責任と報道 第4章 犯罪の責任をつかさどるもの 第5章 犯罪報道の意味と限界 第6章 少年犯罪をめぐる報道と事実認識
|