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若者犯罪の社会文化史

若者犯罪の社会文化史

間庭 充幸/著


1997年08月発売
四六判 , 314ページ
定価 1,980円(本体 1,800円)
ISBN 4-641-18288-4


社会学

在庫なし

家庭内暴力,いじめ,ゲーム型犯罪等,青少年の犯罪行為が社会の焦点の一つとなった。本書は,それを戦後日本社会の社会文化状況の中に位置づけ,若者特有の存在構造を歴史的に解明し,現代という時代を浮び上らせる。
目次
《主な目次》
第1部 変容する若者の犯罪をどうとらえるか
 1章 青少年犯罪の悪質化と動機のわかりにくさ
 2章 境界を生きる青少年の攻撃性
第2部 戦後の解放と漂流
 1章 異質の排除と「不忠」の犯罪化――伝統型犯罪
 2章 アプレ青年の欲求肥大――解放と再生と
 3章 漂流する青少年の孤独とアイデンティティ――消費社会の陰影
第3部 現代の閉塞と虚構
 1章 管理社会に復讐する青少年の自爆的犯罪
 2章 イメージに生きる青少年のゲーム型犯罪――虚構と現実の間
 3章 オウム教団に見るオタク青年の生と病理
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