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1996年01月発売
四六判 ,
274ページ
定価 1,926円(本体 1,751円)
ISBN 4-641-18249-3
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研究者と弁護士が,ヨーロッパの国々と比較しながら,日本の女性労働の問題点を明らかにし,難しい用語にはやさしいガイダンスをつけた。さらに現場で働く女性たちが,みずみずしい感性で捉えた女性労働事情をエッセイに綴った。女たちの輪から生まれた女たちへの本。
日本以上に経済不況に悩むヨーロッパ。だが,男女平等は法制面でも実態面でも進んでいる。動かしているのは何なのか。研究者,弁護士,そしてふつうの働く女たちが各々の目でヨーロッパの状況を見てきた。それから彼女たちは考えた。日本ではなぜ? どうしたら一歩でも前に進めるのか,と。
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《主な目次》 プロローグ――ヨーロッパの新しい波=大脇雅子
1 ポジティブ・アクション=浅倉むつ子 2 同一価値労働同一賃金=中島通子 3 セクシュアル・ハラスメント=黒岩容子 4 パートタイム労働者=大脇雅子 5 深夜労働=中野麻美 6 労働時間=志賀寛子 7 家庭と職業の調和=古橋エツ子/中島通子 8 性差別救済制度=中野麻美 エピローグ――望ましい男女平等法へ=中島通子
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