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長寿社会を生きる

長寿社会を生きる -- 世代間交流の創造

人生の秋と冬を生きるために

青井 和夫 (東京大学名誉教授)/著


1999年01月発売
四六判上製カバー付 , 238ページ
定価 2,420円(本体 2,200円)
ISBN 4-641-07615-4


社会学 > 家族社会学

在庫なし

わが国の平均寿命は男女とも世界一,百歳以上の長寿者も1万人を超えた。しかし,経済も政治も低迷し,八方塞がりの状況である。ここからの突破口を《世代間交流》に求め,ヒューマンな将来への展望を切り拓く。
目次
第1章 高齢化社会における世代の問題=3つの世代概念/家族社会学における世代論/歴史的世代論/高齢化社会の問題点/世代間抗争とその克服 第2章 ボランティア活動の意味=ボランティア活動がはやる/ボランティア活動とは/最近のボランティア/死と対峙して考える/二重拘束理論を考え直す/ボランティア活動は社会を健全化する酵母である 第3章 長寿社会の生涯学習=「長寿社会の生涯学習」のイメージ/わが国における初期の生涯学習/スウェーデン・モデルに学ぶ/その問題点/その後のスェーデン 第4章 意味の深みへ=自然科学と社会科学/意味を求める下降の旅/物質を追求する上昇の旅 第5章 白秋・玄冬の社会学=白秋・玄冬の風景/私の老後観/ライフサイクル/冬の陽光/危機管理の発想/真の成熟とは 第6章 家族の来し方行く末を考える=原始ヒト科の研究/霊長類の動物生態学的研究/狩猟採集民の人類学的研究/家族の未来像を超えて
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