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1993年09月発売
四六判 ,
252ページ
定価 1,980円(本体 1,800円)
ISBN 4-641-05956-X
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家族から世界規模の問題まで,現代社会は転換の予兆をはらみつつ,激しく揺れ動いている。こうした現代社会の姿を,最新の社会学の眼を通して鮮やかに描き出す。現代社会の諸相を捉えることを中心にしながら,社会学の理論や基礎概念が身につくよう工夫された新テキスト。
本書では,現代社会の諸相を,社会形態(家族,高齢化,都市),生産形態(労働社会,情報社会)にわたって把握し,そうした現代社会の諸相が国家や資本主義や近代文明をどのように変貌させ,ひいては世界社会を成立させたのかを明らかにし,現代社会の変化の1つの方向性を新しい社会運動にみる。
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《主な目次》 第1章 核家族の変貌=渋谷敦司 第2章 高齢化社会の登場=直井道子 第3章 都市型社会の出現=町村敬志 第4章 労働社会の転機=尾形隆彰 第5章 現代国家の変貌=古城利明 第6章 情報社会の展開=矢澤修次郎 第7章 近代文明の相対化=佐藤健二 第8章 世界社会の形成=古城利明 第9章 新しい社会運動=矢澤修次郎
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