岐路に立つアフリカ | 有斐閣
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岐路に立つアフリカ

岐路に立つアフリカ

「国家」の実態と変化・変容を多角的に問い直す

国際政治 210号

日本国際政治学会/編


2023年05月発売
A5判並製 , 212ページ
定価 2,200円(本体 2,000円)
ISBN 978-4-641-49995-9


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本特集は,アフリカの「国家」に内在する統治機能や統治主体の正統性に着目し,アフリカで生起する主要な事象を通して,独立後の「国家」の様相とその変化・変容,および国内・地域・国際関係の接合性・共振性を検討する。
目次
「序章 21世紀アフリカにおける国家と国際関係」(杉木明子)
「リベリアにおける「マンディンゴ問題」の史的変容──紛争前,紛争中,そして紛争後」(落合雄彦)
「紛争を再生産する国家,植民地化の遺産,新植民地主義──ナイジェリアのボコ・ハラムを事例として」(戸田真紀子)
「岐路に立つ南スーダン共和国──国家建設支援と国内統治の問題」(山田真弓)
「アフリカにおける政治体制変動の評価をめぐって──「新自由主義的専制体制」の生成メカニズム」(遠藤貢)
「国際刑事裁判所による司法介入とケニアの司法制度改革──ケニアでの不処罰終止に向けられた内と外の論理の変容」(藤井広重)
「再発する紛争と積み重なる和平合意」(小林綾子)
「文民の保護における限界と無限──南スーダン国連平和維持活動を考察して」(上野友也)
「中国アフリカ関係の新展開──ファーウェイによるデジタルインフラ建設とその影響」(渡辺紫乃)
「日本における反アパルトヘイト国際連帯運動」(牧野久美子)
独立論文1本/書評論文1本/書評2本
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