《世界哲学の中の西田幾多郎》 知るということは自己の中に自己を映すことである──『自覚に於ける直観と反省』における「無」の登場(板橋勇仁) 西田のいう「論理」を再考する(朝倉友海) 西田幾多郎と無位真人の世界──後期ハイデガーの人間概念を背景として(景山洋平) 西田における「自覚」と「非合理的なるもの」(古荘真敬) 「経験と論理」をめぐる呼応と交差──西田幾多郎 京都学派と古典的プラグマティズム(嘉指信雄) 西田のヘーゲル批判再批判に向けて──ヘーゲルの「概念(Begriff)」をてがかりに(山田有希子) 《シンポジウム報告》 世界哲学の中の西田幾多郎 《ワークショップ報告》 マクダウェルにおける合理性の概念をめぐって/19世紀フランス哲学再考──反省哲学の系譜から 《公募論文》 「永遠の今」としてのエロス──キルケゴールと西田幾多郎の愛の理論(植村恒一郎) 色のクオリアの逆転など起こっていない──哲学と絵画への一視角(高橋克也) ハンナ・アーレントにおける「イデオロギー」と「現実」(手塚 博) 《研究論文》 経験からの要求と実体的紐帯──後期ライプニッツにおける複合実体の問題(三浦隼暉) |