「序論 体制移行と暴力──世界秩序の行方」(土佐弘之) 「自由民主主義体制は生き残れるか,再考──正統性の移行と再配置される暴力」(山崎望) 「暴力を拡散させた体制転換──イラクの事例から」(山尾大) 「『主権の空白地』の統治をめぐるせめぎ合い──イラクとシリアにおける『イスラーム国』とクルド人組織の活動を事例として」(今井宏平) 「ブラジル外交と『保護する間の責任』(澤田眞治) 「『アフリカの問題のアフリカによる解決』の両義性もしくは逆説──地域機構による紛争対応能力の向上をめぐって」(佐藤章) 「移行期における賠償と開発の結合──正義のカスケードか,ハイジャックか」(古内洋平) 平和構築と法の多元性──法執行活動に着目して」(古澤嘉朗) 「国際刑事裁判の法の支配とその射程」(下谷内奈緒) 「『女性・平和・安全保障』のパラドックス──ジェンダーから見る紛争後リベリアのハイブリッド治安部門改革」(クロス京子) |