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地球環境ガバナンス研究の最先端

地球環境ガバナンス研究の最先端

停滞する環境対策を突破する最前線の知見

国際政治 214号

日本国際政治学会/編


2025年01月下旬予定
A5判並製 , 204ページ
予定価 2,200円(本体 2,000円)
ISBN 978-4-641-49014-7


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現在,地球環境分野では多くの多国間条約や協定が結ばれているが,そのガバナンスの取り組みは十分な成果を上げていない。本特集号では,気候変動や生物多様性といった重要課題に焦点を当て,これらのガバナンスの改善への道筋を模索する先端的な論文を集めた。
目次
「序論 地球環境ガバナンス研究の最先端」(阪口功)
「ドイツのエネルギーガバナンス(一九八三年─二〇二一年)──政権交代,重層的ガバナンス,危機」(渡邉理絵)
「グローバルな気候変動ガバナンスの「共律化」──石油・ガス業界の低炭素化における金融セクターの役割」(近藤悠生・山田高敬)
「パリ協定に貢献する鉱物資源及び金融・投資分野のガバナンスの現状と課題──採取産業透明性イニシアティブとEUタクソノミー」(太田宏・佐藤勉)
「気候変動危機によって高まる電力安全保障の重要性──メコンのバッテリー・ラオスを事例に」(山本剛)
「農業・食料分野における地球環境保全規範の受容要因──食料安全保障レジームの変容」(米田立子)
「プライベート標準とパブリック環境ガバナンスの共進化──メタ・ガバナンスとしての欧州標準化システムとEU違法木材規制」(渡邉智明)
「ビッグサイエンスと地球環境保護──中国の科学者の役割に着目して」(王智健)
独立論文2本/書評論文2本/書評3本
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