《ライプニッツと形而上学》 形而上学の臨界点──ライプニッツの問いの行方(佐々木能章) ライプニッツの形而上学的空間──カントの「孤独な片手」から顧みる(植村恒一郎) ライプニッツは高次性質の因果の問題にどう答えられるか(秋葉剛史) ライプニッツ『個体原理論』のスコラ哲学的背景について(山内志朗) 《作品の美学》 コンセプチュアルアート視のための諸条件──「エンドレスエイト」のカテゴリ違和(三浦俊彦) 制度的対象としての芸術作品──社会存在論の観点から(倉田剛) 「作品」の現象学,「作品」概念の社会史──舞踊の現場から(貫成人) プロトミメーシスとプシュキコス──「ディオメデースの人食い馬問題」その行方(伊東乾) 実践としての作品・作品としての実践──現象学的な質的研究,ベルクソン,支援者の実践(村上靖彦) 《シンポジウム報告》 ライプニッツと現代形而上学/作品の美学 《ワークショップ報告》 出来事と自己性──カントとハイデガーのはざまで/情動の哲学/現象学的倫理学の射程と可能性/市民のための哲学 《公募論文》 自然・機械・人間(松永澄夫)/ルソーの政治哲学における理性の概念(手塚博) 《研究論文》 ハイデッガーの『哲学入門』講義における「メタ存在論」の帰趨──「存在者を存在者として全体において」問うこと(丸山文隆) ルソーにおける行為の道徳性の問題──『エミール』B草稿の分析を通じて(飯田賢穂) 《哲学会講演》 反事実条件文の確率と反事実条件つき確率(アラン・ハイェク/長田怜訳) |