これからのメディア論 | 有斐閣
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これからのメディア論

メディア論を編みなおす

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大久保 遼 (明治学院大学准教授)/著


2023年01月発売
四六判並製カバー付 , 358ページ
定価 2,530円(本体 2,300円)
ISBN 978-4-641-20000-5
New Perspectives for Media Studies

社会学 > メディア論
入門書・概説書

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身近なメディア経験から出発し,広大な領域の探索へ。メディアの仕組みと歴史を知ることで,感受性と解像度を高め,これからのメディアを使いこなすためのヒントを見つける。壮大なスケールの社会構造の変容を,気鋭の著者が一貫した視点で描き出す。

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目次
第1章 メディア論とは何か
1 メディア論の出発点
2 メディア論を読み直す
第2章 新しいメディア研究の潮流
1 ソフトウェアスタディーズ
2 デジタルメディアの物質性
第3章 写真と撮影のメディア史
1 太陽の記述,自然の鉛筆
2 デジタル画像とソフトウェアの視覚
3 機械の認識とセンサーの知覚
第4章 映画と投影のメディア史
1 映画の歴史を巻き戻す
2 初期映画のパフォーマンス
3 映画史の再上映
第5章 音楽番組とシンセサイザー
1 音楽とテレビ視聴
2 演奏と機材のコンピュータ化
3 録音と再生のデジタル化
第6章 ライブ空間とストリーミング
1 インターネットとソフトウェア
2 ライブ市場の拡大とSNS
3 ストリーミングとアルゴリズム
第7章 都市空間のメディア化
1 鉄道と商業施設
2 広告と都市空間
3 文化都市と産業の集積
第8章 情報都市と大規模再開発
1 情報都市と産業の集積
2 QFRONTとビットバレー構想
3 高層化と広域化の先に
第9章 横断的な映像文化の形成
1 メディアミックスの戦略
2 映画の新しい環境
3 科学万博とファミコン
第10章 ハリウッドとシリコンバレー
1 映画とコンピュータグラフィックス
2 ハリウッドの再編と新しい観客
3 プラットフォームと映像事業の再編
第11章 移動体通信とデータ主導型社会
1 移動体通信と情報インフラ
2 スマートフォン社会の到来
3 データ主導型社会と民主主義
第12章 感染症と新しい日常
1 感染症とウイルスの可視化
2 気候変動とサプライチェーン
3 新しい日常と失われた日常

書評等

※明治学院大学広報誌「白金通信」(2023年夏号)に書評が掲載されました。評者は,馬 定延・関西大学文学部准教授。
※表象文化論学会のニューズレター「REPRE」48号に書評が掲載されました。評者は,高橋幸治・国際ファッション専門職大学教授。
※書斎の窓の「書評」にて,北田暁大・東京大学教授が本書を紹介しています。 →記事を読む

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