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社会をひもとく

社会をひもとく

多様な社会をいかにして問うべきか

北川 由紀彦 (放送大学教授),山本 薫子 (東京都立大学准教授),山口 恵子 (東京学芸大学教授),玉野 和志 (放送大学教授)/編


2025年03月上旬予定
A5判並製カバー付 , 288ページ
予定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 978-4-641-17503-7


社会学
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調査に基づく探究とは。生活史研究としてホームレス,貧困女性,公害被害者を,コミュニティ論として再開発,災害復興,町内会・自治会,スマートシティを,都市空間論として,アジアの貧困女性,都市での埋葬,野宿者対策などを主題化,社会学的分析を深める。
目次
まえがき(北川由紀彦)
第Ⅰ部 生活史から考える社会的世界
 第1章 〈まなざし〉を介した構造分析(林浩一郎)
 第2章 東京におけるホームレス経験者の生活実践とモビリティ(山口恵子)
 第3章 「女性と貧困ネットワーク」の30代の女性たちにみる「女性の貧困問題」(仁井田典子)
 第4章 1955年に水俣に生まれたある女性の生活史(原田利恵)
第Ⅱ部 人々の活動とコミュニティ
 第5章 「活性化される困難地域」というイメージの形成と再生産(山本薫子)
 第6章 「移動」から防災・災害復興を捉え直す(高木竜輔)
 第7章 町内会を中心とするコミュニティ・ガバナンスの転回(小山弘美)
 第8章 住民ニーズからみるスマートシティにおける課題(菅沼若菜)
 第9章 浜松市政教分離訴訟にみる自治会と神社の政教分離問題(鈴木颯太)
第Ⅲ部 都市空間をめぐるポリティクス
 第10章 インフォーマル・セクターと女性による空間の生産(佐藤裕)
 第11章 高密度化する死者の都市空間(辻井敦大)
 第12章 日本都市におけるジェントリフィケーション批判に向けて(金澤良太)
 第13章 東京における野宿者排除にみる懲罰と福祉の両輪(北川由紀彦)
あとがき(玉野和志)
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