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戦後日本の社会意識論

戦後日本の社会意識論 -- ある社会学的想像力の系譜

源流にもぐり,われわれ自身を知る

奥村 隆 (関西学院大学教授)/編


2023年12月発売
A5判並製カバー付 , 398ページ
定価 3,960円(本体 3,600円)
ISBN 978-4-641-17490-0
Sociology of Social Consciousness in Postwar Japan: Exploring Its Sociological Imagination

社会学
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学問の水脈をたどり,戦後社会を彩り学問のかたちを作り上げてきた先人たちの姿を詳らかにする。偉大な学究からわれわれの手に継承すべき美点とはなにか。われわれがこの先に成すべきはいかなることなのか。日本社会学の自己イメージを更新する。

◆書斎の窓の対談コーナー(「戦後日本と日本の社会学を問い直す」)にて,本書が紹介されています。 →記事を読む

目次

清水幾太郎──生きるという闘い(品治佑吉)
日高六郎──戦後社会を切り拓く知(片上平二郎)
城戸浩太郎──計量社会意識論の水源(吉川徹)
見田宗介──「人間の解放」とはなにか(岡崎宏樹)

南 博──「社会心理史」という未完のプロジェクト(難波功士)
加藤秀俊──中間文化論の全域化(鈴木洋仁)
副田義也──社会学的肖像画を描く職人の軌跡(藤村正之)
きだみのる──にっぽん部落のエスノグラフィー(深田耕一郎)

有賀喜左衛門──主従関係とモラル(本多真隆)
中野 卓──社会学的調査に〈生きた人間〉を求めて(桜井厚)
森岡清美──ライフの社会学へ(小林多寿子)
天野正子──つきあいの社会学(浅野智彦)

鶴見和子──ふたつの言葉のあいだに(奥村隆)
鶴見俊輔──「まちがい」の世界を生きることの社会学(寺田征也)
作田啓一──生きる希望の探求(佐藤裕亮)
井上 俊──文化社会学の形式と美学(小形道正)

書評等

※『毎日新聞』(2024年2月7日付夕刊)の「現在の周辺 集合的社会意識と『つきあい』」に書評が掲載されました。
→記事を読む(「毎日新聞ウェブサイト 現在の周辺 『集合的社会意識と「つきあい」』(会員限定有料記事 2024年2月7日)」)
※書斎の窓の「書評」にて,佐藤健二・東京大学名誉教授(特任教授)が本書を紹介しています。 →記事を読む

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