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社会学の力 -- 最重要概念・命題集

これからの社会学のスタンダード

友枝 敏雄 (大阪大学教授),浜 日出夫 (慶應義塾大学教授),山田 真茂留 (早稲田大学教授)/編


2017年06月発売
A5判並製カバー付 , 312ページ
定価 2,750円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-17430-6
Sociology: Concepts and Propositions

社会学
入門書・概説書

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書評等

社会学固有の概念,方法,命題の中で最も重要な70項目を厳選し,見開き2ページか4ページでコンパクトに解説しながら,現代社会学の魅力を伝える。これから社会学を学び始める学生をはじめ,社会学に関心のあるすべての人に向けて,社会学理論の全体像を提示する。

◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。 →記事を読む
目次
第1部 社会学の方法
 「社会」の発見と社会学の誕生/社会的事実/存在と当為/方法論的個人主義と方法論的集合主義/統計帰納法,数理演繹法,意味解釈法/概念構成と命題構成/理論研究と実証研究/内在的批判と外在的批判
第2部 概念構成─概念によって社会をとらえなおす
 【ミクロ社会学】自我と自己/行為類型/地位と役割/パターン変数図式/社会化/日常生活世界/自己呈示と相互行為儀礼/エスノメソドロジー/エイジェンシーと構造/言語行為と言説
 【メゾ社会学】基礎集団と機能集団/支配と権力/官僚制と近代組織/フォーマル・グループとインフォーマル・グループ/アノミーと同調・逸脱/信頼/社会関係資本/近代家族とジェンダー/感情労働と疎外/社会的承認
 【マクロ社会学】規範と制度/構造と機能/階級・階層と社会移動/大衆社会/伝統指向・内部指向・他者指向/消費社会/公共性と市民社会/社会運動/受益圏と受苦圏/正義/リベラリズムとコミュニタリアニズム/エスニシティとナショナリズム/家父長制とフェミニズム/資本主義と世界システム
第3部 命題構成─社会のメカニズムとトレンド
 【メカニズム】社会統合と自殺/集団の拡大と個性の発達/合理化のパラドクス/相対的剥奪と準拠集団/予言の自己成就/顕在機能と潜在機能/認知的不協和/ラベリング/秩序問題/社会変動の機能主義的説明/合理的選択と社会的ディレンマ/複雑性の縮減/社会の機能分化/地位の一貫性・非一貫性と政治的態度/ハビトゥスと文化的再生産
 【トレンド】機械的連帯から有機的連帯へ/近代化/世俗化/啓蒙の弁証法/生活世界の植民地化/想像の共同体と伝統の創造/文明化/情報化/個人化/リスク社会/再帰的近代化/液状化/ハイブリッド・モダンとグローバル化

書評等

※『西日本社会学会年報』第18号(2020年3月)に書評が掲載されました。評者は,城戸秀之・鹿児島大学教授。
※『西日本新聞』2017年7月30日付朝刊に書評が掲載されました。 →記事を読む(西日本新聞のウェブサイトにジャンプします)

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