語りえぬものを示す(1)─野矢茂樹『語りえぬものを語る』18章における私的言語論の批判(永井均) 言語の肉体性─ヘーゲル『論理学』における判断論と推理論(植村恒一郎) 自由の意味(野矢茂樹) 『語りえぬものを語る』ことで語られないこと─相対主義・他者・相貌・自由(入不二基義) トマス・アクィナスにおける感情(passio)の存在論─神に「感情」は存在するか(山本芳久) 声を介したコミュニケーションを可能にするもの─メーヌ・ド・ビランの記号論における統覚と「モラルの力能」(越門勝彦) Vagueness and the Structure and Content of Appearance(DIETZ, Richard) 利己主義と情動(マイケル・スロート 相松慎也・生野剛志訳) ミシェル・アンリにおける情感性と過去性の形而上学(グレゴリー・ジャン/平岡紘訳) |