第Ⅰ部 研究開発支援の分析枠組み 第1章 研究開発の公的支援と政策研究の意義──なぜエビデンスが重要なのか 第2章 研究開発支援の実態と評価分析の方法──何をどのように研究するのか 第Ⅱ部 産学官連携への支援 第3章 産学官連携の波及効果──直接的・間接的なスピルオーバー効果と中小企業の貢献とは 第4章 産学連携における信頼形成──イノベーションの仲介者としての政府の貢献とは 第5章 産学官連携における規律付け──リーダーシップと政府の監視・評価はなぜ重要か 第Ⅲ部 クラスター政策による研究開発支援 第6章 産業クラスター計画の評価Ⅰ──企業の研究開発生産性は向上するのか 第7章 産業クラスター計画の評価Ⅱ──ハード支援とソフト支援のどちらがより有効か 第8章 知的クラスター事業による産学官連携支援の効果──地域企業の生産性向上に貢献したか 第9章 クラスター政策の比較分析──企業のコミットメントをいかに高めるか 第Ⅳ部 自治体による研究開発支援 第10章 自治体の研究開発支援の実態──地域ごとの違いはどのくらいあるのか 第11章 自治体の研究開発支援の要因──補助金事業の実施と設計は何によって決まるか 第12章 自治体の研究開発支援の効果──市と県と国の補助金は補完的か 終章 研究開発支援の政策評価の課題と展望──政策評価の発展とより良い政策の立案に向けて |
2023年度第17回企業家研究フォーラム賞(著書の部) |
※『日本地域政策研究』33号(2024)に書評が掲載されました。評者は,福川信也・東北大学准教授。 |