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地域ブランディングの論理 -- 食文化資源を活用した地域多様性の創出
地域と「食」資源を結ぶ新たなブランド論
小林 哲 (大阪市立大学准教授)/著
2016年12月発売
A5判上製カバー付 ,
388ページ
定価 4,620円(本体 4,200円)
ISBN 978-4-641-16480-2
The Theory and Practice of Place Branding in Japan
在庫なし
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地域活性化策として注目を集める地域ブランディングについて,ビジネス・ブランディングの理論を援用しながら,その本質に迫る。そして,これまで別々に議論されてきた地域空間と地域産品のブランディングを統合し,地域ブランディングを体系的に考察する分析枠組みを提示する。また,本書では,食文化資源を活用した事例を多数取り上げ、地域ブランディングにおける食文化資源の有用性も明らかにしている。
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序 章 地域ブランド研究の意義と本書の目的 第1部 理論編 第1章 ブランドの意味と役割--ブランドの基礎知識(1) 第2章 ブランドのマネジメント--ブランドの基礎知識(2) 第3章 地域ブランドの分析視角--地域ブランディングの統合モデル 第2部 事例編 第4章 地域ブランドの付与条件--事例:あきたこまち 第5章 地域ブランドの製品選択--事例:仙台牛たん焼き 第6章 地域ブランドの市場選択--事例:関あじ・関さば 第7章 地域ブランドのダイナミズム--事例:大阪産(もん) 第8章 地域ブランド資源としての地域産品--事例:富士宮やきそば学会 第9章 地域ブランドのマネジメント--事例:食の都・大阪推進会議 第10章 地域ブランドの競争と共創--事例:B-1グランプリ 終 章 地域ブランディングの論理--その固有性とビジネス・ブランディングへの示唆
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平成29年度(第42回)中小企業研究奨励賞 経営部門 本賞 2017年日本フードサービス学会・学会賞 2017年日本商業学会賞奨励賞
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※『マーケティングジャーナル』37巻2号(2017年9月29日号)に書評が掲載されました。評者は髙橋広行・同志社大学准教授。 ※『日経広告研究所報』292号(2017年4・5月号)の「ブックレビュー」に書評が掲載されました。評者は三浦俊彦・中央大学教授。 ※『マーケティングホライズン』2017年3月号に書評が掲載されました。評者は徳山美津恵・関西大学教授。
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