包括的担保法の諸問題 | 有斐閣
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包括的担保法の諸問題

包括的担保法の諸問題

包括的担保法理論の意義を探究

佐藤 岩昭 (上智大学教授)/著


2017年05月発売
A5判上製カバー付 , 362ページ
定価 6,270円(本体 5,700円)
ISBN 978-4-641-13767-7


物権法
債権総論

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本書では,「包括的担保権」という概念で,債権者代位権・直接訴権・詐害行為取消権という訴権を,債権者に与えられた債権の強制的回収手段として説明することにより,三つの訴権の体系的位置づけと,それらの個々の機能をより明晰に言語化することを目指した。
目次
第1部 研究論文
 第1章 包括的担保法の理論
 第2章 債権者代位権に関する基礎的考察
 第3章 詐害行為取消権の成立要件に関する一考察
 第4章 詐害行為取消権の沿革および判例の検討
 第5章 詐害行為と法律行為
第2部 判例研究
 第1章 任意整理・民事再生手続と詐害行為取消権
 第2章 債権譲渡・契約上の地位の譲渡と詐害行為取消権
 第3章 詐害行為取消権における原状回復方法
 第4章 詐害行為取消権の法的性質および民法425条論
 第5章 詐害行為取消権のその他の問題
第3部 学会報告・論文紹介
 第1章 学会報告──詐害行為取消権に関する一試論
 第2章 論文紹介──アメリカ法における統一詐害行為防止法
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