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会社法の継受と収斂

会社法の継受と収斂

大阪公立大学法学叢書(大阪市立大学法学叢書) > 大阪公立大学法学叢書(大阪市立大学法学叢書) 63

高橋 英治 (大阪市立大学教授)/著


2016年04月発売
A5判上製カバー付 , 444ページ
定価 9,350円(本体 8,500円)
ISBN 978-4-641-13739-4
Reception and Convergence of Corporate Law

会社法

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会社法の「継受」と「収斂」に関する問題を扱った論文を集め,最新の法令や文献に対応し,全面的に書き改めた論文集。外国法,とりわけドイツ法との比較検討に重点をおき,今,日本の会社法が米国化しつつある状況に警鐘を鳴らし,今後の日本のあるべき会社法の姿を提唱する。
目次
第1部 総 論
第1章 日本とドイツの会社法の「継受」と「収斂」
 第2部 会社法の継受
第1章 ドイツ・オーストリア法における企業法論の発展/第2章 ドイツ法における株主平等原則/第3章 日本法における株主平等原則の発展と課題/第4章 ドイツにおける株主および会社の誠実義務の発展/第5章 ドイツにおける「事実上の取締役」の発展と日本法への示唆/第6章 日本とドイツにおける会社法の問題としての株式の評価/第7章 ドイツ法における影響力利用者の責任規制と日本の会社法改正の課題/第8章 現代日本における企業結合と法/第9章 持分会社と企業結合法制/第10章 日本における閉鎖的資本会社の発展と法/第11章 会社法上の手段による労働者保護/第12章 ドイツにおける民法上の組合の規制の現状と課題
 第3部 会社法の収斂
第1章 ドイツと日本における経営判断原則の発展と課題/第2章 ヨーロッパにおける開業の自由の発展/第3章 企業結合法と開業の自由

書評等

※「国際商事法務」2016年9月号に書評が掲載されました。
※「ビジネス法務」2016年12月号の「会社法研究者が読む法律書」に書評が掲載されました。評者は正井章筰・常葉大学法学部教授。

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