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債権法改正を深める -- 民法の基礎理論の深化のために
債権法改正の重要論点の理解を「深める」ために
森田 宏樹 (東京大学教授)/著
2013年08月発売
A5判上製カバー付 ,
454ページ
定価 4,400円(本体 4,000円)
ISBN 978-4-641-13656-4
在庫なし
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現在審議中の債権法改正の検討課題のうち,これまで必ずしも十分な議論の蓄積がないものなど,重要論点に研究者の視点から多面的に光を当て,いったい何が問題となるのかをその基礎から考えつつ,それに対する理解ないし議論を「深める」ことを目的とした書。
◆法学教室の「Book Information」コーナーにおいて,編集担当者が本書を紹介!!
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第1章 債務不履行責任における「帰責事由」──契約上の債務の内容・射程による結果債務と手段債務の区別の意義 第1節 買主が悪意の場合における他人の権利の売主の責任──「手段債務」としての権利移転義務 第2節 手段債務における債務不履行と免責事由の要件相互の関係 第3節 結果債務と手段債務の交錯・融合──具体的な行為義務違反の立証責任が転換された手段債務 第2章 双務契約における一方の債務と反対給付債務の牽連性 第1節 危険負担の解除権構成 第2節 賃借物の使用収益と賃料債権との関係 第3章 賃貸人の地位の移転と敷金の承継 第4章 諾成的消費貸借における要物性の意義 第5章 預金債権の消滅時効 第6章 債権者代位権の「転用」と特定債権の保全
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