|
ケアの法 ケアからの法法哲学年報2016
法哲学年報 2016 日本法哲学会 (日本法哲学会)/編
2017年11月発売A5判並製 , 260ページ 定価 4,180円(本体 3,800円) ISBN 978-4-641-12598-8
法哲学・法社会学・法制史 > 法哲学
|
【発題】「統一テーマ『ケアの法 ケアからの法』について」服部高宏 【論説・コメント】 「ケアへの敬意――倫理から制度へ」池田弘乃 「池田報告へのコメント――ヴァルネラビリティ論の観点から」小田川大典 「子どもとケア」大江洋 「子どもケアの公共化を考える――大江報告へのコメント」吉岡剛彦 「『意思決定支援』は可能か」佐藤彰一 「社会構想の基礎概念としての“ケア”のために――佐藤報告へのコメント」井上匡子 「ケアの重層構造と法──介護保険とホスピスから考える」河見誠 「社会保障制度におけるケアの倫理――介護保険を中心に考える」堤修三 「シンポジウムの概要」服部高宏 【論争する法哲学(書評)】 「間接化する権力と法」大屋雄裕 「アーキテクチャ論の行方──大屋雄裕会員への応答」成原慧 「統治者だけの国家とアイロニーのない遵法責務論」那須耕介 「遵法責務問題を問うべき根拠・再論──那須書評への応答」横濱竜也 「もしドゥオーキンが日本の憲法学者になったら」森村進 「障害者解放への途」陶久利彦 「陶久利彦教授への応答」小幡(小畑)清剛 「不毛な対比構図(「法の哲学」対「法理の学」)を超えて──大屋雄裕会員と高橋文彦会員の書評への応答」田中成明 【ワークショップ概要】 「人工知能(AI)/ロボットと法」小林史明 「高齢化社会と世代間正義」吉良貴之・寺田麻佑 「統治行為論をめぐる法と政治」布川玲子 「リスク社会における自由と協働の秩序」野崎亜紀子 「ラートブルフと現代の理念主義法哲学」篠原敏雄 【投稿論文】 「誤解された法律家ヘルマン・イザイ」菊池亨輔 「運の平等・遺族年金・現状の固定化――ジョン・ローマーの『機会の平等』論の再検討と平等論のオルタナティブ」森悠一郎 「J・ラズの人権構想の検討:人権の哲学の対立において」木山幸輔 |