応報の行方 | 有斐閣
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応報の行方

応報の行方

法哲学年報2015

日本法哲学会/編


2016年10月発売
A5判並製 , 258ページ
定価 4,180円(本体 3,800円)
ISBN 978-4-641-12590-2


法哲学・法社会学・法制史 > 法哲学

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目次
【発題】「応報の問題地図--統一テーマ『応報の行方』について」瀧川裕英
【論説・コメント】
 「応報刑と復讐」橋本祐子
 「『功績desert』概念と応報」米村幸太郎
 「応報主義と帰結主義の相剋(?)」安藤馨
 「刑罰の正当化根拠としての応報--刑法学の視点から」松原芳博
 「脳科学の進展と応報主義の行方」岡上雅美
 「『応報の行方』総括コメント1」森村進
 「総括コメント2--刑法学の立場から」井田良
 「シンポジウム概要」瀧川裕英
【特別企画】
 「沖縄で『法』を考える--琉球処分と法の多元性」徳永賢治
 「琉球処分と旧慣温存」田名真之
【論争する法哲学(書評)】
 「法哲学と『共通の了解事項』--田中成明『現代裁判を考える』」高橋文彦
 「改めて『法学』とはどういう学問か?-大塚滋『説き語り 法実証主義』」高橋広次
 「純粋法学の理解に向けて--高橋広次会員への応答」大塚滋
 「日本の自生的秩序の起源と現代への接合--桂木隆夫『慈悲と正直の公共哲学--日本における自生的秩序の形成』」濱真一郎
 「濱真一郎会員への応答」桂木隆夫
 「社会の法--毛利康俊著『社会の音響学 ルーマン派システム理論から法現象を見る』を読む」青山治城
 「N・ルーマンのシステム論を法理論のために拡張するということ--青山治城会員への応答」毛利康俊
 「自由な社会を再生するための負担への覚悟--大屋雄裕『自由か,さもなくば幸福か?:21世紀の〈あり得べき社会〉を問う』」松尾陽
 「松尾陽会員への応答」大屋雄裕
 「戒能通弘会員へのお応え」岡嵜修
 「近代英米『法』思想史研究の意義--山岡龍一会員への応答」戒能通弘
【ワークショップ概要】
 「性暴力犯罪の法改革に向けて」関良徳
 「応報の彼方へ:修復的正義・修復的実践の挑戦」宿谷晃弘
 「死刑は刑罰足りうるか?」青山治城
【投稿論文】
 「国民国家に関する覚書(2)--その制度と理念」常木淳
 「19世紀後期アメリカの憲法論に対するコモン・ローの影響について」清水潤
 「法律関係論における権能概念の役割--権利・義務と権能の関係を中心に」佐藤遼
【特別寄稿】「石前禎幸先生を偲んで」濱真一郎
日本法哲学会学術大会・総会記事/欧文抄録
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