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民事裁判における「暗黙知」 -- 「法的三段論法」再考法哲学年報 > 法哲学年報 2013 日本法哲学会/編
2014年10月発売A5判並製 , 308ページ 定価 4,180円(本体 3,800円) ISBN 978-4-641-12571-1
法哲学・法社会学・法制史 > 法哲学
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【発題】 統一テーマ「民事裁判における『暗黙知』─『法的三段論法』再考」について 高橋文彦 【論説・コメント】 「法を事実に当てはめるのか,事実を法に当てはめるのか」亀本洋 「民事裁判における三段論法の意義と課題─超過利息の判例を素材に」瀬川信久 「民事裁判における法規範の選択と形成の手法」村田渉 「民事事件における事実の認定──『言語の内と外』各論として」嶋津格 「弁護士からみた事実─『小前提』形成過程における法的思考」村多美子 「民事裁判における事実認定の構造」手嶋あさみ 「民事裁判における『暗黙知』─『法的三段論法』再考(総括コメント)」加藤新太郎 「法的思考における『暗黙知』の解明と考察について(総括コメント)」田中成明 「シンポジウム概要」高橋文彦 【論争する法哲学(書評)】 「斬新なカント,法哲学か政治哲学か─木原淳『境界と自由─カント理性法論における主権の成立と政治的なるもの』」酒匂一郎 「正義理念の力─井上達夫『世界正義論』」施光恒 「リバタリアニズムにおける時間と人格─森村進『リバタリアンはこう考える─法哲学論集』」吉良貴之 「若松良樹会員への応答」伊藤泰 【ワークショップ概要】「クィア法理論の可能性を探る」綾部六郎/「規範理論と実証理論との対話─リバタリアン・パターナリズムを手がかりに」若松良樹/「カントの理性法論と共和主義─グローバリズムの視点から」竹下賢/「グローバル化と公法私法の再編」浅野有紀/「民事事実認定の実像を求めて」小林智/「司法権の独立と司法による自然法の実践─最近明らかになった砂川事件関連米公文書」布川玲子 【投稿論文】 「倫理の法制度化─臨床倫理と研究倫理を素材にして」山﨑康仕 「国民国家に関する覚書─その本質と諸相」常木淳 「日本の法律学方法論の史的展開に関する批判的検討─昨今のドイツの論争・議論状況を手がかりに」服部寛 「意味変更による規範理論の可能性」平井光貴 「自己欺瞞に責任を問えるか」太田雅子 【特別寄稿】 「碧海純一先生を偲んで」井上達夫 「三代川潤四郎先生を偲んで」桜井徹 |