市民社会と責任 | 有斐閣
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市民社会と責任

市民社会と責任

法と責任に関する示唆に富む研究成果

棚瀬 孝雄 (京都大学教授)/編


2007年04月発売
A5判上製カバー付 , 290ページ
定価 5,500円(本体 5,000円)
ISBN 978-4-641-12515-5


法哲学・法社会学・法制史 > 法哲学

在庫なし

京都大学COE『21世紀型法秩序形成プログラム』の実証研究グループの1つである『市民社会──個人の自律的決定と国家介入の関係』の研究成果を収めたもの。法と責任の枠組のみならずさまざまな視角からの示唆に富む論究がなされている。
目次
第1部 現代の責任観念
 1 責任観念のゆらぎ──現代における暴力の発見と責任追及=棚瀬孝雄
 2 帰責すべきは誰か──フーコーの存在論的権力概念=小野紀明
 3 国家の時代の終わり?=毛利 透
 4 「国民感覚」と刑事責任=高山佳奈子
 5 過去の傷はいかにして癒されるか──被害を物語る力の可能性=松田素二
 6 専門家の責任──法と法律家の役割=樋口範雄
 7 「化学物質過敏症」と民事過失論=潮見佳男
第2部 法と責任に関する意識調査
 責任意識の構造=棚瀬孝雄
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