序 章 北・東北アジア地域の歴史と現代をどのように考えるか (姫田光義) 第1部 シベリアの先住民族と環オホーツク海・環日本海交流圏 第1章 北・東北アジアの先住民族と環オホーツク海・環日本海交流圏 (中村和之) 第2章 日本から見た環日本海交流圏 (荒野泰典) 第2部 沿アムール河・ウスリー江交流圏の形成と現代 第3章 帝政期極東ロシア地域の諸民族の交流と生活 (サヴェリエフ イゴリ) 第4章 国境にまたがる民の20世紀─ロシア・ソ連朝鮮人のあゆみ (ユ ヒョヂョン) 第3部 モンゴルと中央アジアの交流圏の形成と現代 第5章 匈奴とモンゴルの交流圏 (井上 治) 第6章 モンゴル人にとって栄光の時代とは (今岡良子) 第7章 中央アジア交流圏が示すユーラシア像 (梅村 坦) 第4部 文化の移動と交流圏とをつなぐリンク 第8章 海の神様はどこまで広がったか (樋泉克夫) 第9章 間宮林蔵は北の大地で何を見たのか (王中忱) ─清朝期の東北地域における「多民族的混交」の現実 |