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北村 亘 (大阪大学准教授)/著
2009年02月発売
A5判上製カバー付 ,
204ページ
定価 6,600円(本体 6,000円)
ISBN 978-4-641-04980-2
在庫なし
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日本の地方財政制度とその下での財源移転の変化を,総務省や財務省の政策選好・戦略的行動の変化から解明し,地方への移転財源がどのように変化したのかをふくめ,政治経済環境や政策の最終決定者である与党政治家の政策や行動を分析する。
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はじめに 序 章 本書の課題 第1章 地方財政システムの分析枠組み 第2章 政治的プレイヤーの政策選好の変化 第3章 地方分権改革以前の地方安定化装置の機能──地方財源不足の補ゲーム 第4章 制度改革以降の地方交付税の減額縮減──三位一体改革をめぐる政治ゲーム(1) 第5章 国庫補助負担金の廃止・削減と税源移譲──三位一体改革をめぐる政治ゲーム(2) 終 章 地方財政ゲームから見た日本の行政
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