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裁判の正当化をめぐる現代法理論の分析
亀本 洋 (京都大学教授)/著
2006年11月発売
A5判上製カバー付 ,
448ページ
オンデマンド定価 12,100円(本体 11,000円)
オンデマンドISBN 4-641-91482-6
(原本ISBN 4-641-12506-6)
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*2019年9月オンデマンド対応。
「法的思考」に関する現代法哲学の主要な理論を多角的に深く分析する緒論文の集大成。裁判官が普通に行っている判決正当化の営みを分析,その要素たる「評価」の根拠付けに取り組む理論や,「法的議論」における妥当性についても言及する。
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1 法的議論における実践理性の役割と限界 2 法におけるルールと原理 3 司法裁量をめぐるR・ドゥオーキンとN・マコーミックの論争について 4 法的思考とは何か 5 法的議論と論理学 6 法のレトリックからダイアレクティックへ 7 科学と法律学のアナロジーの射程 8 現代法学の展開と法律学の変容 9 言語論的転回への懐疑 10 法的思考の根本問題 11 アンガーの民主的実験主義の法学 12 ケルゼンの純粋法学の不純性
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