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共に生きられる日本へ

共に生きられる日本へ -- 外国人施策とその課題

宮島 喬 (立教大学教授)/著


2003年03月発売
四六判並製カバー付 , 294ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 4-641-28081-9


社会福祉

在庫なし

日本の少子・高齢化,高学歴化の中で,外国人労働者の滞在は長期化する一方,子どもたちの教育,就職や家族の医療まで,問題は広がりを見せている。本書では,綿密な調査に基づき実態を浮かび上がらせ,問題の本質を考え,共に生きられる日本社会をつくる方向性を探る。
目次
序  今,共生の条件と課題とは?
1章 外国人労働者から住民,市民へ
2章 行き悩む多文化化――彼らの文化は権利を得たか
3章 在日外国人における家族関係と家族問題
4章 日本型福祉国家と外国人――″恩恵″から権利へ
5章 外国籍,ニューカマーへの教育にみるマイノリティ問題――文化伝達という観点から
6章 外国人生徒はどのように生き,学ぶか――不確かな未来の中で
7章 外国人の子どもの「不就学」の構造
8章 外国人市政参加の意義と課題――川崎市外国人代表者会議の課題を中心に
9章 2010年の日本:ひとつの移民国へ?
エピローグ イミグレーションとどう向き合うべきか――日本の再認識,「日本人」の再定義との関連で
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