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2000年12月発売
四六判並製カバー付 ,
310ページ
定価 1,980円(本体 1,800円)
ISBN 4-641-28044-4
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たとえば,1つの裁判を起こすことによって,マイノリティの人々の「平等」への門が開く。そしてこの判例を読むことで「弱者」への目の曇りが晴れる場合がある。ここから「共生」の道が始まる。いま,少しの勇気と,事実を知ることが求められているのではないか。日本のマイノリティの人々の現実を知り,共に生きる道を考える。熱と情にあふれた女性弁護士,渾身の書き下ろし。「『共生』とは,助けあい,必要としあい,許しあう関係であるが,これはマジョリティが,謙虚に過去と現在の差別を反省し,点検することなくしては成立しない。」
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《主な目次》 1 障害者とともに 2 病気の人々とともに 3 心を病む人々とともに 4 アイヌ民族とともに 5 外国人とともに 6 「部落」の人々とともに 7 「ホームレス」の人々とともに 8 異なった宗教の人々とともに 9 性的マイノリティの人々とともに 10 男女がともに
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