《主な目次》 1 近代教師像の確立 伝統的な教職観と寺小屋師匠 「制度」教師の養成と「民権」教師の登場 師範型教師像/教育勅語の渙発と徳育の強化 2 教員社会の変化と聖職教師像の動揺 箝口訓令と帝国教育会の発足 日清・日露の両戦争と教育界の対応 教員の急増と教員出身階層の変化 自由教育思潮の高揚と教員組合の結成 3 「昭和」改元とプロレタリア教育運動の展開 4 生活現実重視の教育運動 5 中等学校を担った教師像の変遷 6 大東亜教育建設者としての教師 教育審議会の設置と大東亜建設に処する文教政策 戦局の推移と『国体の本義』『臣民の道』の刊行 「国民学校令」の公布と皇国民の錬成 青年学校の義務制実施 中等教育の再編 戦時下の教師群像と学校教育の破綻 7 敗戦と模索する教師 敗戦と教育基本法制の確立 模索する教師と新しい教育の芽生え 教員組合の結成と教育研究活動 「教師の倫理綱領」の採択と教育界の混迷 8 教職への信頼回復と求められる教師の連帯 変化する社会と教職評価の低下 教員養成の改革と義務教育を支える女教師 教職の専門性確立への動き 教育荒廃と求められる教師の連帯 9 現代に生きる教師像の探求 付 詔書・勅語・教育法規等の資料と年表 |