|
1996年01月発売
四六判 ,
354ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 4-641-18250-7
在庫なし
|
昭和という時代を生きた日本女性のあゆみを,平和な明日のために女性の力をどう発揮していくかという視点から描き出した定評ある書の増補版。85年からの10年を歴史の中に位置づけ,現代女性史として完璧を期した。
増補した終章では,従軍慰安婦問題,均等法下の女性労働,女子学生の就職差別,多様化のすすむ家族,相変わらず女性の肩に重くのしかかる家庭責任等々,1985年のナイロビ世界女性会議から1995年9月の北京会議までの10年の女性をめぐる問題の中から,21世紀を生きる女性の歩む道を探る。
|
《主な目次》 1章 昭和の幕があがる 2章 軍国主義の魔手が 3章 総動員体制へ 4章 戦時下を生きる 5章 戦後民主主義の朝明け 6章 平和と子どもと連帯と 7章 「豊かさ」の幻想の中で 8章 いま,女の時代に 終章 21世紀の世界へ
|