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1995年05月発売
四六判 ,
298ページ
定価 2,200円(本体 2,000円)
ISBN 4-641-18233-7
在庫なし
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働き続ける多くの女性が希望していた夫婦別姓制度や平等原則に反する非嫡子の相続分差別の撤廃等を内容に盛り込んだ民法改正要綱試案が発表され,家族をめぐる法律は大きく変貌しようとしている。好評を博した初版以後の動きをフォローしつつ全面的に内容を見直した。
初版刊行からほぼ2年。この間,家族にかかわる法制度に大きな変化をもたらす動きがあった。1つは法務省から民法改正要綱試案が公表され,夫婦が別姓を選べる制度を前提とした具体的な案が提起されたことであり,もう一つは非嫡出子の相続分の均等化がうたわれたことである。この流れを作りだしてきた女性たちの動きや氏名をめぐる歴史を総合的にふりかえり,法的な視点を深める好著。
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《主な目次》 総 論 いま,夫婦別姓を考える 第1章 “姓”をめぐる自分史 第2章 さまざまな別姓実践 第3章 こんなときどうなる? 第4章 女性の地位と氏名の変遷 第5章 法の目からみた夫婦別姓選択制度
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