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1993年04月発売
四六判 ,
272ページ
定価 1,815円(本体 1,650円)
ISBN 4-641-18196-9
在庫なし
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昔の姥捨て山的イメージを一新した有料老人ホーム--大企業も経営に乗り出したが,歴史が浅いせいもあって問題点も決して少なくない。行政もようやく指導を始めたところだ。有料老人ホームの法的側面に初めて本格的に光を当てた本書は,高齢者予備軍の必読の書。
有料老人ホームに入居しているのは約2万人。老人全体から見ればまだほんの一握りの存在だが,ここ数年,有料老人ホームが注目を浴びているのは,自分で決断できる時期に自分で老後の道を選びとりたい,子どもに迷惑をかけずに自分らしく最後まで生きたいと願う人々が増えているためではないか。だが新しいライフスタイルだけに不安も多い。本書は,フリーライターによる有料老人ホームに暮らす人々のルポと不動産,区分所有に詳しい学者による法的解明の2本建てで有料老人ホームの今後のあり方に積極的な提言をする意欲作。
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《主な目次》 Part1 有料老人ホームの日々=前田敬子 Part2 有料老人ホームを検証する=丸山英気 1 有料老人ホームの基礎知識 2 入居契約の周辺 3 入居後の問題点 Part3 有料老人ホームについてQ&A
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