政府の能力 | 有斐閣
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政府の能力

政府の能力

三輪 芳朗/著


1998年10月発売
A5判 , 340ページ
定価 4,620円(本体 4,200円)
ISBN 4-641-16044-9


経済政策

在庫なし

戦時統制期,戦後高成長期,現在の各時期の最も知られた産業政策(機械工業振興策)を徹底的に分析し,政府は一体何をやろうとし何が出来たのかを問う。市場と政府というアダム・スミス以来の経済学の基本問題に迫り,日本型システムなどを説く通説の失敗を摘出する力作。
目次
《主な目次》
第1部 戦時統制期
 第1章 戦時統制下の工作機械工業
 1まえおき
 2精密機械統制会と工作機械製造業
 3精密機械統制会に至る時期の政府の行動と機能
 4結語
第2部 高度成長期
 第2章 機械工業振興臨時措置法の(機振法)下の機械工業
 1まえおき
 2機械工業振興臨時措置法の概要と評価:予備的考察
 3機械工業振興臨時措置法の有効性
 4機械工業振興臨時措置法下の工作機械製造業
 5結語
第3部 現在
 第3章 日本の小企業政策
 1はじめに
 2予備的考察
 3中央政府の政策
 4小企業政策の実施と地方政府の役割
 5結語――小企業政策の全般的評価
 第4章 誰がどのようにして政策の実質的内容を決定しているのか――新聞再販見直し反対運動の例
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