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公務員給与序説

公務員給与序説 -- 給与体系の歴史的変遷

大阪公立大学法学叢書(大阪市立大学法学叢書) > 大阪公立大学法学叢書(大阪市立大学法学叢書) 55

稲継 裕昭 (大阪市立大学教授)/著


2005年05月発売
A5判上製カバー付 , 226ページ
定価 6,820円(本体 6,200円)
ISBN 4-641-12977-0


行政法

在庫なし

日本の政治学・行政学の分野において,従来不十分であった公務員の給与政策に焦点を当て,「公務員全体の給与水準」と「公務部内の均衡」という2つの軸を置き,多数の統計資料等を駆使して,明治期以来の変遷過程を検証し,制度設計を分析・考察する。
目次
序 章
第1章 勅令による時代
 第1節 明治期の公務員給与
 第2節 大正期の公務員給与
 第3節 昭和の官吏減俸
 第4節 戦時下の公務員給与
 第5節 終戦直後の公務員給与と4月号俸
第2章 団体交渉による時代
 第1節 大蔵省給与局の創設と始動
 第2節 官待を舞台とした給与交渉
 第3節 15級制公務員給与体系の成立
第3章 人事院勧告制度揺籃期
 第1節 63ベースの成立過程――第1回人事院勧告とその取扱い
 第2節 第2回以降の勧告
第4章 人事院勧告制度の定着とその後
 第1節 ベース・アップ勧告の留保
 第2節 俸給体系の大転換――8等級制への移行
 第3節 その後の俸給体系の改正
第5章 公務員給与体系の日英比較
 第1節 公務員給与体系及び水準の決定メカニズム
 第2節 日本の公務員給与体系及び給与決定メカニズムの変遷
 第3節 英国の公務員給与体系及び給与決定メカニズムの変遷
 第4節 何が部内均衡の程度を決めたのか――利益・制度・理念?
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