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現代日本社会における法の支配 -- 理念・現実・展望
2006年10月発売
A5判並製 ,
202ページ
定価 4,180円(本体 3,800円)
ISBN 4-641-12513-9
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〔発題〕
統一テーマ「現代日本社会における法の支配
――理念・現実・展望」について=深田三徳
〔論説・コメント〕
法の支配をめぐる諸問題の整理と検討=深田三徳
<法の支配>という規範伝統――一つの素描=長谷川晃
立憲主義・法の支配・法治国家=土井真一
行政法からみた日本における「法の支配」=中川丈久
何のための法の支配か――法の闘争性と正統性=井上達夫
法治国家原理の展開=服部高宏
法の支配と不確定性=石前禎幸
法の支配の分析視座――比較憲法学のための枠組設定=高橋和之
法の支配をめぐる議論について――総括的コメント=田中成明
シンポジウムの概要=服部高宏
〔投稿論文〕
リバタリアニズムと論理整合的な制度についての試案
――相続制度否定論とその下で要請される三つの制度=八島隆之
メタ倫理学的自然主義再考――価値論と人間科学=内藤 淳
「セクシュアリティ」をめぐる平等論のディレンマ
――「アイデンティティ」の相克の下で=綾部六郎
パトリオティズムと世界市民主義――カントの公共体観念を素材として=木原 淳
不法と闘争の法哲学――イェリネックの法理論=森元 拓
解釈概念の歴史的展開――J・シュレーダー『学としての法』の紹介=松島裕一
〔日本法哲学会学術大会・総会記事〕
〔欧文抄録〕