HOME > 詳細 > ランドル・コリンズが語る社会学の歴史
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1997年07月発売
A5判 ,
352ページ
定価 3,740円(本体 3,400円)
ISBN 4-641-07595-6
在庫なし
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アメリカで定評のある社会学史のテキスト。社会学の方法・視角の上から見た4つの大きな流れを,各々の特色,相互の関係を中心に簡明に叙述。原典からの煩瑣な引用を避けたストーリー性のある文章はきわめて読みやすい。
本書では,4つの伝統にそって既存の社会学理論をただ羅列するのでなく,4つの伝統の相互乗り入れの様子とダイナミックに展開していく社会学理論の姿が,鮮やかに示されている。また,ヨーロッパに生まれた社会学がどのようにアメリカに受容されていったか,マルクス,ヴェーバー,デュルケム等の巨人の理論が現在の社会学理論の中にどのように息づいているかが浮き彫りにされ,近年脚光を浴びている「意味学派」,合理的選択理論も適切な位置づけがされている。
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《主な目次》 プロローグ 社会科学の誕生 第1章 紛争理論の伝統 第2章 功利主義・合理的選択理論の伝統 第3章 デュルケム理論の伝統 第4章 ミクロ相互作用論の伝統 エピローグ
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