《主な目次》 第1部 ミクロからみた日本型市場システム 1 企業組織――日本企業の行動にはどういう特徴があるか 2 労働システム――日本型雇用慣行は生き残れるか 3 金融システム――日本の銀行行動にはどういう特徴があるか 4 企業と銀行――メインバンク制はどこへ行くか 5 企業間関係――株式の持合いは変わるか 6 価格決定内外格差は解消するか 第2部 マクロからみた日本型市場システム 7 成長と循環――日本経済は経済変動を繰り返してきた 8 家計貯蓄――日本人の貯蓄率は減り続けるだろうか 9 設備投資――なぜ日本の設備投資率は高かったのか 10 公共部門――財政は経済成長にどのように貢献したか 第3部 日本型市場システムにおける政府 11 税制――直接税はどのように変えられるべきか 12 競争政策――日本の産業組織は過当競争的か協調的か 13 公的規制――消費者の重い負担は解消されるか 14 所得格差税制改革は不平等の改善に有効だったか |