資本論体系 (1) 資本論体系の成立 | 有斐閣
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資本論体系 (1) 資本論体系の成立

資本論体系 (1) 資本論体系の成立

『資本論』成立過程の新解釈

資本論体系 > 資本論体系

服部 文男 (東北大学名誉教授),佐藤 金三郎 (元横浜国立大学教授)/編


2000年12月発売
A5判上製箱入 , 470ページ
定価 7,480円(本体 6,800円)
ISBN 4-641-05341-3


経済学史・社会思想史 > 経済学史
経済理論

在庫なし

資本論研究の現時点での到達点と現代的意義を明らかにする画期的コンメンタール。本巻は,新『マルクス・エンゲルス全集』=新メガによる『資本論』の生成過程をその原型に即して問い直すもので,内外の研究成果の全貌を示して,マルクス・ルネッサンスの精髄に迫る。
目次
《主な目次》
I 『資本論』成立史
 『資本論』成立史研究の意義と課題
 経済学批判と唯物史観
 経済学批判の体系
 『資本論』体系のプラン
 『資本論』の成立
II 『資本論』成立史に関する諸論点
 「国民経済学批判大綱」の意義
 パリ・ノートの執筆順序
 1844~47年のマルクスの手帳の構造
 『経済学批判要綱』における資本蓄積論
 マルクスのギューリッヒ抜粋
 『要綱』における「先行諸形態」
 「1861~63年草稿」における資本蓄積論
 「1861~63年草稿」の「機械論」
 「1861~63年草稿」における「経済表」
 「賃金・価格および利潤」の意義
 『資本論』の弁証法
III 『資本論』成立史に関する研究と論争
 『経済学・哲学草稿』と「ミル評注」
 唯物史観と生産・蓄積様式
 労働価値説の受容
 『要綱』の諸問題/ほか
IV 『資本論』成立史に関する最近の研究動向
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