HOME > 詳細 > 行政指導の政治経済学 -- 産業政策の形成と実施
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1996年02月発売
A5判 ,
290ページ
定価 5,500円(本体 5,000円)
ISBN 4-641-04958-0
在庫なし
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政治学・行政学の視点から行政指導の政策過程論的な問題,特にその有効性について実証分析的に論じる。支配的な見解であった行政指導万能論を批判し,新たな仮説として行政指導機能システム論を提示し論証する。
1~3章は,行政指導の有効性を規定する合理的な要因について,ネットワーク多元主義と関係させて,行政指導機能論を提示する。4~7章は,行政指導の実態を事例研究により分析する。8・9章は,最近の行政改革の動向(規制緩和や行政手続法の制定)とそれによる行政指導の変化を扱う。
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《主な目次》 序 章 本書の視点と構成 第1章 政策過程の中の行政指導 第2章 産業政策過程における通産省 第3章 日本政治における規制システム 第4章 外貨割当制の運用と行政指導 第5章 新産業体制論と特定産業振興臨時措置法案の政治過程 第6章 行政指導の限界 第7章 第1次石油危機における行政指導 第8章 行政指導の規制緩和 第9章 行政指導と行政手続法
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